ワーママやめて専業主婦生活

40代2児の母。昨年長年勤めた会社を退職し、初めての専業主婦生活を満喫中。今年長男の中学受験が終了。その体験記や退職後の生活をつづります。

長男の受験③小6 志望校選択

先日、長男の中学校入学式がありました。

 

熱望していた第一志望校に振られてから約2か月。

新しい制服に身を包んだ長男を見ると本当に感慨深いものがあります。

まだ学校が始まって数日ですが、帰宅後の楽しそうな様子を見る限り、

この学校でも素晴らしい学校生活を送ってほしいと願うばかりです。

 

ちょうど1年前の新6年になった頃の志望校面談の話です。

5年の後半以降、状況が厳しくなりつつある中でも長男が一目ぼれした

某1日校(A校)を志望している話をしました。

 

長男の通っていた塾は毎年担任が変わります。

6年の担任は塾の中でも大ベテランで、後に息子の恩師となる男の先生でした。

カリスマオーラも漂い、親の私も思わず緊張してしまうような方でしたが、

まだ新学年が始まって2か月程度の間で先生は息子の性格を見抜き、

今の勉強姿勢ではA校は非常に厳しい、と断言されます。

別の1日校(B校)を提案され、以下の話をされました。

 

「今は本人にB校の話をすると本人の性格上モチベーションが下がるので

夏まではA校を第一志望としてニンジンをぶら下げておきましょう。

心の中ではB校を実質的な第一志望として考えておいてください。

最悪C校レベルは受かると思います」

 

ある程度覚悟していたものの、バッサリA校をダメだしされるとは思わず

ショックを受けました。

今思えば当時の長男の成績から見れば至極当然でしたが、バカ親だった

私はまだ長男のポテンシャルに賭けていた部分がありました。

新6年になる時点でサッカーも休んでいたので、

 

「男子は6年から伸びる」

「スポーツをやっていた男子は本格的に勉強にシフトした途端に伸びる」

 

そんな都合の良い言葉に踊らされていたのかと思います。

しかしこのタイミングで先生が厳しい現実をしっかりと伝えてくれた事で、

親の私も目覚めました。

 

 しばらくはニンジン作戦でいくことになるのですが・・・